シミの原因を作るメラノサイトは悪ものなのか?
そもそも【メラノサイト】って名前からして、強そう・・
それもそのはずっ紫外線は、
浴びすぎると人体にとって有害なもの。
その紫外線が身体の内部に入り込まないように
ガードするために存在する頼もしい細胞が
メラノサイト。
( 皮膚の断面図 ↓↓↓ )
↑↑↑ 真ん中くらいにいるアメーバのような形をしている
黒色で書かれている細胞がメラノサイト。
表皮基底細胞に対して10個に1つくらいの割合で
メラノサイトは存在するといわれている。
紫外線が皮膚に当たると、
●左は、正常に跳ね返している状態。
●右は、紫外線が皮膚内部にまで入り込んでしまった状態。
そうすると、(絵がみにくくてごめんなさい(T_T)
メラノサイトは触手の先っぽから、メラニン(粉状)を細胞内に
放出させて、さっきの表皮基底細胞を色素の粉でカバーして
最も大切な部分であるDNAを守っているのです。
その後、紫外線害がなくなったら、メラノサイトの任務は終了しますので
皮膚は代謝されて、ばら撒かれたメラニン色素も自然と外に
排出されます。
そうして、今までの白肌に戻る・・という仕組みです。
人の防御システムって、細胞同士の素晴らしい連携の上に
なりたっているんですね。